ひとりの二刀流歯科医師が
あなたの全ての治療を行います

健康増進」×機能改善」×審美獲得
で健やかな人生のお手伝いをいたします

CASES

Before
After
Before
After

全ての治療の料金が含まれます

成人矯正(18歳以上)

1,200,000円
(税込価格1,320,000円)
未成年矯正(18歳未満)

1,000,000円
(税込価格1,100,000円)

Ⅰ期 400,000円
(税込価格440,000円)
Ⅱ期 600,000円
(税込価格660,000円)

飯岡 拓馬/歯学博士

Takuma Iiokauma Iioka

医療法人社団 北馬会 理事長
たくまファミリー歯科院長

歯科医師歴:20年
開業:13年
矯正治療 患者数 1,000人~
インプラント本数 2,000本~
(2024年12月時点)

北海道大学 卒業
北海道大学大学院 卒業
医療法人社団北馬会 理事長
保田矯正塾 インストラクター
OSSTEM 矯正コースディレクター 認定医
OSSTEM インプラント臨床 指導医
国際インプラント協会 専門医
日本口腔インプラント学会 所属
日本歯周病学会 所属
日本学校歯科医会
北海道保険医会

飯岡先生は、矯正治療インプラント治療両分野において豊富な経験と知識を持ち、数々のセミナー登壇や学会発表を行ってまいりました。
その中で新たに提唱しているのが、

Ortho-Implant Synergy System(オルソ・インプラント・シナジー・システム)」という治療コンセプトです。

「シナジー=相乗効果」という言葉の通り、
·矯正治療で歯並び·噛み合わせを整えながら、
·インプラント治療でしっかり噛める歯を補う
この2つを一体的に計画·実施することで、より美しく、より長持ちする口元を実現することができます。
矯正とインプラントを別々に考えるのではなく、一人のドクターがトータルに診断·設計することで、従来では難しかった最適な治療プランが可能になります。

初診時
矯正でスペース確保
インプラント埋入+初期補綴
審美性と機能回復

Ortho-Implant Synergy System(オルソ・インプラント・シナジー・システム)の概念をもとに、患者さまにとって安心で質の高い治療を提供いたします。

矯正治療患者数  1,000人越え
インプラント本数 2,000本越え

歯科医師歴20年 クリニック開業後13年

オールラウンドな歯科医師~全国のDr.への指導や講演も行う

矯正インプラントを基盤とし、審美補綴、歯周治療など、幅広い分野の最先端治療を提供
単に対症療法を行うのではなく、根本的な原因にアプローチする医療を行う歯科医師~飯岡 拓馬Dr.

矯正歯科治療における指導者としての活動

大阪大学歯学部歯科矯正学講座助教授の保田好隆氏が立ち上げた「保田矯正塾」でインストラクターを務め、全国の歯科医師へ矯正歯科治療の指導にあたっています
※保田矯正塾は一般歯科医を対象とした矯正治療の研修会であり、飯岡院長はセミナーで中心的な役割を果たし、数多くの歯科医を指導しています

インプラント治療における指導者としての活動

世界で販売本数1位を誇るインプラントメーカー、オステム社のアドバイザーとして、歯科医師にインプラント治療を指導
2025年からは同社の矯正歯科治療セミナーも担当

保田矯正歯科治療と東アジア人の華奢な骨格に適した
オステムインプラントを組み合わせた治療

治療期間の短縮や美しい仕上がりなど、独自の技術を融合させて医療の質を高めています
対症療法ではなく、根本にアプローチする医療を行うため、顎口腔全体にアプローチする総合口腔医療に取り組んでいます

最新の歯科医療の提供

患者さんに快適な治療を提供するために、治療効率の向上と診療の拡張に努めています。デンツプライシロナの次世代口腔内スキャナーPrimescan® 2も道内で最初に導入し、最新のイノベーションが患者さんに提供されています。

飯岡拓馬Dr.の評価

患者さんはもとより
全国の歯科医からも高く評価されています

北海道内数カ所と東京都で矯正歯科とインプラントの出張診療を行っています
東京都と埼玉県で7つの歯科医院を運営する医療法人社団優慶会の本院「東京銀座デンタルクリニック」で自費診療を任されています

圧倒的な臨床経験をもつ、金山建夫先生の右腕となり、東京銀座デンタルクリニックでその手腕を振るう

東京銀座デンタルクリニック

残存歯を守る為のインプラント
治療はシンプル
治療期間は短く

ドクターを指導するインストラクターが治療を担当する「世界基準」+「科学的根拠」を掲げる東京銀座のクリニック

当院の矯正歯科治療は、矯正歯科治療について歯科医師が学ぶ「保田矯正塾」でインストラクターを務める、矯正歯科治療のプロフェッショナルである飯岡Dr.が担当させていただきます。

矯正歯科治療と聞くと、多くの患者さんは「歯ならびを整える」ことをイメージされると思います。
しかし、当院の矯正歯科治療は歯ならびを整えるのは当然のこと、さらに「健康の質の向上」を目指した新しい治療を行っております。具体的には、「舌機能の改善・口呼吸の改善・睡眠の質の改善」を意識した治療です。
本来の呼吸の出入り口である鼻腔ではなく、口で呼吸することに身体が慣れてしまうと、さらに口呼吸がしやすいように身体の形態や機能が変化してしまいます。

その結果お口だけではなく、全身の健康にもリスクが生じやすくなります。例えば次のような症状が挙げられます。

 「歯ならび」が悪くなる
 「虫歯/歯周病」になりやすい
 「睡眠の質」の低下※睡眠時無呼吸症候群やいびきなど
 「顔貌」の変化
 「風邪」を引きやすくなる

これらを予防し、患者さんの健康寿命延伸を図るため、当院ではこれまでの矯正歯科治療とは一線を画した新しい矯正歯科治療を行っております。

治療精度を向上させるために、精密機器を積極的に活用し、正確な診査・診断を行っております。ここでは代表的なものをご紹介いたします。

 オーラルスキャナー

オーラルスキャナーは、口腔内をスキャニングするだけで歯型を採得できる装置です。

従来の方法ですと、粘土のような印象材と呼ばれるものをお口の中に入れる必要があり、嘔吐反射の強い方をはじめ、患者さんにとって大きなストレスとなっていました。

しかし、オーラルスキャナーを活用すればこうした負担が軽減され、快適な歯型の採得が可能になります。

精密なデジタルデータを基に歯ならびシミュレーションを行うことが出来、治療の予知性が格段に向上しました。

 デジタルセットアップ

従来の矯正歯科治療では、治療後の予測を立てるために、患者さんの歯型を採得し、それをもとに模型を作製していました。

これをセットアップと言います。当院では、通常のセットアップではなく「デジタルセットアップ」を活用しております。

オーラルスキャナーで採得した患者さんのお口のデジタルデータを基に、コンピューター上で治療後の歯ならびかみ合わせを設計します。デジタルセットアップにより、正確な治療計画と装置作製が可能となります。

矯正歯科装置には、ワイヤーマウスピース拡大装置など様々な種類があります。

使用装置を1種類に限定する治療法もありますが、当院では患者さんの顎口腔状態治療段階に合わせて、最適な装置を選択し組み合わせて使用することで、治療成果の向上および治療期間の短縮に最大限努めております。

 ストレートワイヤーエッジワイズシステム

従来のワイヤー矯正歯科治療では、患者さんのお口の状態にあわせてその都度ワイヤーを曲げて装着します。

微調整などに優れるという利点はありますが、治療時間期間が比較的長くかかる事が多く、また最新の器具や方法を用いない場合には、痛み違和感が強かったり、適応症例が限られてしまったりと、患者さんの負担も増えてしまう事があります。

当院ではオーラルスキャナーやCT画像などをもとにデジタルセットアップを行い、あらかじめ歯の角度などを調整する工夫が組み込まれたブラケットを、設計通りに歯に装着し、歯や歯周組織への負担が少ないワイヤーを用いて治療を進める最新式の矯正歯科治療を行っております。

必要なタイミングでワイヤーを曲げたり、マウスピースを併用したりして、治療期間の短縮、痛みや違和感の軽減、緻密な咬合の確立など、患者さんの負担を最小限効果を最大限するよう、努めております。

患者さん本来の上顎骨のサイズに近づける『上顎骨拡大』と併用する事で、健康増進効果は大きく増強されます。

ブラケットは最大限セラミックを使用し(口腔状態により判断いたします)、最大限目立たないよう配慮しております。
また、患者さんによっては、カラフルなモジュール(ワイヤーを留めるゴム)をあえて選択し、矯正歯科治療自体を楽しんでらっしゃる方もいらっしゃいます。

 ブラケットフリーワイヤーシステム

前述のエッジワイズシステムと併用する事で、審美的でスピーディーに、痛みが少なく治療を進める事が可能となります。

エッジワイズシステムは万能の矯正装置ですが、かみ合わせが深かったり、デコボコの歯ならびの場合は、ブラケットを設置するスペースを確保するためにさまざまな工夫と期間が必要になります。ブラケットフリーシステムはそのようなケースでもスムーズに治療を進めていけるため、難症例であっても最短期間で成果を得る事ができます。

【Before】

ブラケットフリーシステム

【After】

 マイクロインプラント

マイクロインプラント(スクリュー)を顎の骨に埋入し、これを固定源として歯や歯列を動かします。
ワイヤーを複雑に曲げたり、口腔外の固定源装置を必要とせず、シンプルかつ安全に矯正歯科治療を行う事ができます。
マイクロインプラント無しでは治療が不可能なケースも多く、当院の矯正歯科治療に不可欠な装置です

当院は矯正歯科治療中も最大限審美性にこだわっております。治療成果を最優先しながらも、目立ちにくいセラミックブラケットや、最新式のブラケットフリーワイヤーシステムマウスピースなどを適切に組み合わせて治療を進めております。

セラミックブラケット

ブラケットフリーワイヤーシステム

マウスピース型矯正歯科装置

当院の矯正歯科治療の大きな特徴は、上顎骨拡大により健康増進・機能改善して審美的な歯ならびを構築する、ということです。
重要なのは顎を大きくし過ぎるのでは無く、患者さん本来の大きさに近づけることです。

成長発育段階において外力や顎の使い方、口呼吸の弊害などが原因で、期待されるサイズまで上顎骨が育たずに成長期を終えている患者さんが非常に多く、それゆえに呼吸睡眠の問題、顎運動や顎関節の問題、歯ならびかみ合わせの問題、そして口元前歯見た目の問題が生じている事が少なくありません。

そこで当院では、はじめに身体の本来のかたちや機能を呼びおこしてから、最新の治療を施すという、健康のための新しい審美的矯正歯科治療を実践しております。

上顎骨拡大装置を使用した例(成人)

上顎骨拡大装置を使用した例(小児)

この治療法により、上顎骨が患者さん本来の適切なサイズに近づけられ、鼻呼吸を獲得できます。

その一例として、下記は上顎骨拡大を行ったお子さんの横顔のレントゲン写真です。左のレントゲンと比べて、右のレントゲンの曲線がなだらかになっているのがお分かりいただけるかと思います。
このように上顎骨を患者さんに適切なサイズにすることで、気道本来の空気の通り道)がひろくなりました。

また、下記の写真は上顎骨拡大を行った患者さんの鼻腔を正面から撮影したものになります。左のレントゲンと比べて右のレントゲンの方が鼻腔が広がり、通りがよくなっているのがお分かりいただけるかと思います。

このように、上顎骨を患者さん本来のサイズに近づけることで、口呼吸が改善されます。鼻呼吸は健康の質を大きく向上させるカギとなるため、口元だけではなく、全身の健康にもメリットが生まれます。

「前歯の気になる部分だけ治療したい」
「後戻りの治療をし直したい」

こうした悩みをお持ちの患者さんもいらっしゃると思います。当院ではこれらの治療も行っておりますが、あくまで限局的矯正歯科治療を行うのは、骨格かみ合わせ等を診査診断したうえで、歯科医学的に許容できるとドクターが判断した場合にのみ可能です。

当然ですが、骨格歯ならびかみ合わせは患者さんによって異なりますので、気になる方はぜひ一度当院へお越しいただき、担当医にご相談ください。

 気になる部分だけを治療したい方向けの 「限局的矯正歯科治療」

適応できるケースは限られますが、お口の状態から担当医が可能と判断すれば「限局的矯正歯科治療」を行うことが可能です。

全顎的矯正歯科治療と比較して、治療期間が短縮されるため、治療費も抑えられます。平均治療期間はおおよそ、6ヶ月~9ヶ月程度ですが、治療の進行度には個人差があります。詳細については担当医にご相談ください。

 治療した歯ならびが戻ってしまった方向けの 「後戻り矯正歯科治療」

矯正歯科治療後に歯ならびが元に戻ることを「後戻り」と呼びます。こちらも適応ケースは限られますが、担当医が可能と判断すれば、治療を行うことができます。

限局的矯正歯科治療と同様、全顎的矯正歯科治療よりも短期間で終わるケースもありますが、治療の進行度には個人差があるため、まずは担当医へご相談ください。

 歯ならびだけではなく「Eライン」も意識した矯正歯科治療

あまり知られていないのですが、歯ならびを整えることで「Eライン(顔貌)」も整うことがあります。特に、出っ歯受け口重度の叢生ガタガタ)の方は効果を実感しやすいです。

顔貌の美しさを追求する際には「美容外科」をまず思い浮かべるかもしれません。以下は美容外科と矯正歯科治療をそれぞれ比較した表です。

治療期間体への負担変化持続性
矯正歯科
治療
1年~2年半小さい自然な変化治療後はその状態を維持できる
美容外科数日~数か月大きい不自然になってしまう可能性がある施術内容によっては永続性がない

美容外科の最大のメリットは「治療期間が短い」という点です。しかし、大掛かりな手術が必要なケースもあり、患者さんの心身の負担が大きく、場合によっては治療効果が永続的でないというデメリットがあります。

一方、矯正歯科治療は「治療期間が長い」というデメリットがありますが、患者さんが元々持っている自然な美しさを引き出す治療です。そのため、より自然な仕上がりが期待できます。

こんなお悩みありませんか

 自分は矯正が必要なのか知りたい
 治療の失敗 / トラブルが心配
 信頼できる医院が判断できない
 持病がある
 治療費が高そう

たくまファミリー歯科ならば

case1

矯正を教えるインストラクターが担当

当院の矯正担当医は飯岡Dr.です。矯正のインストラクターとして研鑽を積む飯岡Dr.が矯正治療を最後まで診療します。

case2

審美性と健康の両立

健康のための、矯正歯科症状に合わせた「新しい」治療法と装置の「融合」

大切な家族みんなが受けられる健康を重視した総合的な口腔医療

たくまファミリー歯科の特長

最先端矯正歯科治療インプラントを行い、患者さんの症状に応じて、インプラントと矯正を融合した治療が行える。また、かみ合わせ、歯周治療、審美補綴などの基盤となる治療も徹底して行い、単に対症療法を行うのではなく、根本的な原因にアプローチする医療を行う

同業者をして「他に類を見ない二刀流」と言わしめる「その理由は…」

01

矯正治療

矯正治療患者数 1000人越え
矯正のインストラクターとして全国の歯科医師を指導

02

インプラント

インプラント本数 2000本越え
インプラントのインストラクターとして全国の歯科医師を指導

03

全国の歯科医への指導

インプラント・矯正の両方で、インストラクターとして全国の歯科医師を指導しています

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東京銀座&札幌(複数院)

東京銀座をはじめ、札幌で自院のほかに、依頼を受け出張医として複数のクリニックで治療を行っています

オールラウンドプレイヤーと評される高い専門性と総合力

歯や歯茎だけでなく
顎口腔全体を包括的に捉えた治療を重視

矯正、インプラント、審美補綴、歯周治療
専門性の高い治療をひとりの歯科医師が提供

飯岡拓馬Dr.は、矯正、インプラント治療、審美補綴、歯周治療を全て行うオールラウンドな歯科医師であり、全国の歯科医師への指導や講演も行っています。矯正インプラントの両方で、他院からの依頼を受けて東京銀座・北海道内各地で出張医として毎月診療に従事し、矯正インプラント・審美・歯周治療の4つの専門分野を徹底的に突き詰め、これらを組み合わせた治療を全て1人で行うドクターは全国でみても非常に少ないと言われています。

全年齢層に対応~患者さんとの絆

家族を大切にするコンセプトのもと、札幌市の地域住民を中心に、4世代にわたる家族が通院する患者さんをはじめ、他院からの要請をうけ、東京銀座札幌市(自院以外)北海道内各地でも診療を行う

私たちが持てる全てで
あなたのお悩みを解決します

矯正治療Q&A

矯正について寄せられた疑問や質問にお答えします
Q子供の矯正治療は何歳くらいから始めるのが良いですか?
子どもの矯正治療には「二段階矯正治療」という概念があります。1期治療(混合歯列期:5〜11歳頃)と2期治療(永久歯列期:11〜12歳以降)。顎の成長を利用した治療を行う上で最適な時期を診断しますが、特定の不正咬合がある場合など早い時期からの矯正治療がのぞましい場合もありますので、心配がある方はお気軽にご相談ください。
Q部分的な矯正治療は可能ですか?
もちろん可能ですが、矯正した歯が戻ってしまうようなことがないように、お口全体を診て治療計画をたてていく必要があります。
Q毎月の通院頻度はどのくらいですか?
治療の進行状況で変わりますが、おおむね1か月に1度を目安にしてください。
Q矯正治療とはどのようなものですか? (歯並びや噛み合わせをどのように改善するのか、基本的な仕組み)
矯正治療(正確には矯正歯科治療)は、歯並びが乱れたり、上下の歯がうまく噛み合わなかったりする「不正咬合(ふせいこうごう)」を、専門的な装置を使って改善し、健康的で美しい口元と、正しい噛み合わせを作る歯科治療です。単に見た目を整えるだけでなく、虫歯や歯周病の予防、咀嚼機能の向上、発音の改善など、心身の健康にも繋がる重要な役割を担っています。


歯はなぜ動くのか?
矯正治療の最も基本的な仕組みは、歯とその周りの骨の「リモデリング」という性質を利用することにあります。歯は、歯槽骨(しそうこつ)と呼ばれる顎の骨の中に埋まっていますが、固定されているわけではありません。歯の根(歯根)と歯槽骨の間には、「歯根膜(しこんまく)」という薄いクッションのような組織が存在します。

矯正装置によって歯に持続的な力を加えると、この歯根膜に力が伝わります。そうすることで歯が動く方向の歯根膜は圧迫され、反対側は引っ張られます。この刺激がきっかけとなり、体の中で次のような反応が起こります。

骨の吸収(骨を溶かす):歯が動く方向の、圧迫された側の歯槽骨では、「破骨細胞(はこつさいぼう)」が活発になり、骨を溶かして歯が動くためのスペースを作り出します。

骨の添加(骨を作る):反対側の、引っ張られている側の歯根膜では、「骨芽細胞(こつがさいぼう)」が活発になり、新しい骨を作り出して、歯が動いた後の隙間を埋めていきます。

この「骨の吸収」と「骨の添加」という骨のリモデリング(再構築)が繰り返されることで、歯は少しずつ、計画された位置へと移動していくのです。個人差はありますが、目安として歯が動くスピードは、1ヶ月に約0.5mm〜1mm程度と非常にゆっくりです。これは、歯やその周りの組織に負担をかけすぎず、安全に治療を進めるためです。

歯並びと噛み合わせはどのように改善されるのか?
矯正治療では、主に以下のような方法で歯並びと噛み合わせを改善します。


水平移動:歯を平行に移動させ、歯列のアーチを整えます。

傾斜移動:歯を傾けて、適切な角度に調整します。

回転:ねじれて生えている歯を、正しい向きに回転させます。

圧下・挺出:歯を骨の中に沈み込ませたり(圧下)、逆に引っ張り出したり(挺出)して、噛み合わせの高さを調整します。

これらの複雑な歯の動きを、ワイヤーやマウスピースといった矯正装置を用いて精密にコントロールし、個々の歯を理想的な位置へと導きます。

顎の成長のコントロール(小児矯正の場合):
成長期のお子さんの場合は、顎の骨の成長を促したり、逆に抑制したりする装置を用いることで、上下の顎のバランスを整え、将来的な抜歯のリスクを減らすことも可能です。


矯正歯科治療は、専門的な知識と技術を要する治療です。治療を検討される際は、矯正歯科の専門医に相談し、ご自身の歯並びや噛み合わせの状態に合った適切な診断と治療計画を立てて治療を進めることが重要だと考えます。
Q抜歯が必要になる可能性はありますか?
はい、矯正歯科治療で抜歯が必要になる可能性はあります。

虫歯や歯周病でもない健康な歯を抜くことに抵抗を感じる方は多いと思いますが、美しい歯並びと正しい噛み合わせという、より良い結果を得るために、やむを得ず抜歯が選択されることがあります。もちろん、全てのケースで抜歯が必要なわけではありません。抜歯をしない「非抜歯矯正」で対応できる場合も多くあります。抜歯が必要かどうかは、精密検査の結果をもとに慎重に判断されます。

そもそも、なぜ抜歯が必要になるのでしょう?
抜歯の最も大きな理由は、歯をきれいに並べるためのスペースが足りないからです。顎の大きさと歯の大きさのバランスが取れていない場合、無理に歯を並べようとすると、さまざまな問題が生じる可能性があります。


1. 歯を並べるスペースの確保
重度の叢生(そうせい):歯がガタガタに重なり合って生えている場合、全ての歯をきれいに並べるためのスペースが絶対的に不足しています。抜歯によってスペースを作ることで、残りの歯を正しく配列できます。

2. 口元の突出感の改善
上顎前突(出っ歯)や口ゴボ:口元が前に突き出ている状態(口ゴボ)を改善したい場合、前歯を後ろに大きく下げる必要があります。そのためのスペースを作るために、前から4番目または5番目の小臼歯を抜歯することが多いです。

3. 上下の歯の噛み合わせの調整
重度の出っ歯や受け口(下顎前突):上下の顎の骨格に大きなズレがある場合、歯を動かすだけでは正しい噛み合わせが作れないことがあります。抜歯でスペースを作り、歯を大きく動かすことで、上下の噛み合わせをしっかりと安定させます。

4. 親知らずの影響
親知らずが横向きに生えているなど、他の歯を押して歯並びを悪化させる原因になっている場合や、将来的に悪影響を及ぼす可能性がある場合に抜歯することがあります。

もし、抜歯をしなかったらどうなるのか?
もしスペースが足りないのに無理に歯を並べようとすると、以下のようなリスクが生じることがあります。

・歯が前方に傾いてしまい、口元が突出してしまう(出っ歯のようになる)
・歯が顎の骨から飛び出してしまい、歯茎が下がる(歯肉退縮)原因になる
・治療後の歯並びが不安定で、後戻りしやすくなる
・きれいな歯並びになっても、噛み合わせが不安定になる

最終的に抜歯が必要かどうかは、個人の顎の骨格、歯の大きさ、歯並びの状態、そして患者さんがどのような口元を目指したいかといった希望を総合的に考慮して、専門の歯科医師が判断します。いきなり抜かれてしまうことはありませんので、ご安心してご相談ください。
Q矯正治療中に痛みはありますか?
痛みには個人差があり、痛みの種類や期間も異なりますので、一括りにお答えできないことをご承知おきください。
歯の矯正治療は、器具によって歯をすこしずつ動かすことで歯並びを整える治療です。
歯は歯槽骨という骨で支えられていますが、矯正治療では装置を用いて、歯を動かしたい方向に力を加えてスペースをつくって歯を移動させます。
装置によって歯に力が加えられると、歯の根の周りにある歯根膜(しこんまく)という組織が圧迫され、炎症反応が起きます。これにより、歯が動くための骨の改造(リモデリング)が始まるのですが、この過程で痛みが生じます。
矯正治療中の痛みの多くが、歯が動くことによる痛みです。歯が動き始めるタイミングは痛みが強い傾向にありますが、時間経過とともに痛みが緩和されます。
また、装置が口の中に当たることによる痛むことがあります。原因となっている部分を調整したり、保護用のワックスを使用することで解決できます。

【痛みの対処法の一例として】なかなか通院の時間がとれない方は参考にしてください

・痛み止めを服用する:我慢できない場合は、市販の鎮痛剤(歯科医院で処方されるものを優先してください)を服用します。

・柔らかい食事をとる:痛みが強い数日間は、おかゆやスープ、ヨーグルト、豆腐、汁物、バナナなど、あまり噛まなくても食べられるものを選んでください。

・硬いものや粘り気のあるもの、歯に挟まりやすい食べ物は控える:せんべい、グミ、ガム、キャラメル類、ラーメン、そばなどの細い麺類、えのきやアスパラガスなどの繊維質

・患部を冷やす:濡れタオルなどで頬の外側から冷やすと、痛みが和らぐことがあります。(氷などで直接冷やしすぎると血行が悪くなるため注意が必要です)

・矯正用ワックスを使用する:装置が当たって痛い部分をワックスで覆い、粘膜を保護します。

痛みを強く感じた場合は、我慢なさらずに診療を受けてください。
一人の歯科医が全ての治療を行える安心を患者さんへ